軍人勅諭
ぐんじんちょくゆ
名詞
標準
Imperial Rescript to Soldiers and Sailors (1882)
文例 · 用例
現役軍人は政治的意見を個人的に発表する自由を、軍人勅諭によって禁ぜられてあるが、勿論それだけではない。
— 戸坂潤 『戦争ジャーナリスト論』 青空文庫
軍人勅諭を日毎夜毎暗誦させて、それが出来ないとビンタを食わしていた将校たちは、遠い島々で、戦局が絶望になるとさまざまの口実をこしらえて飛行機で本国に逃げ帰った。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
しかし、第一に、「軍人勅諭」に、軍人は文弱に流れてはいかぬと仰せられてある。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
自分の気質が、軍人には向かないといふことを、そろそろ気づきはじめる時代には、軍人勅諭の五ヶ条が、頭にしみ込んでゐた。
— 岸田國士 『陸軍士官から』 青空文庫
軍人が政治に干与することは、云うまでもなく明治大帝の賜わった軍人勅諭の精神に反するもので、取りも直さず軍紀の甚だしい弛緩を意味することは、昔から明白なことなのだが、小川郷太郎代議士は今更らしくこの点に就いて、勇敢にもダメを押している。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
曰く、「この事件が自由主義者を喜ばしめ、既成政党の台頭を促す等々の不快なる諸影響は、抑々末稍なり、皇軍の皇軍たる所以は軍人勅諭の大精神を身を以て尊奉する処にあり、……上に対しては皇軍の忠誠、下に対しては皇軍の威信、正に是処に潰えんとす。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
作例 · 標準
かつての学校教育では、軍人勅諭の暗唱が求められることもあったという。
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歴史資料館で、美しく表装された軍人勅諭の原本を間近に見学した。
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軍人勅諭には、軍人が守るべき精神的な規範が五項目にわたって記されている。
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