鋳写し
いうつし
名詞
標準
coin cast in a mold made from a current coin
文例 · 用例
十五 その夜駅長は茶を啜りながら、この間プラットホームで蘆工学士を突き倒した小林浩平の身の上話をしてくれた、私がただ学問とか栄誉とかいうはかないうつし世の虚栄を慕うて、現実の身を愧じ、世をかねる若い心をあわれと思ったからであろう。
— 白柳秀湖 『駅夫日記』 青空文庫
お延は台所から熱いうつしたての飯櫃を運んだ。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
そこで、おおぜいの生徒が勉強するには、くじで、じゅんばんをきめて、めいめいに原書を半紙に四、五まいぐらいうつしとるわけでした。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
作例 · 標準
博物館の展示品の中には、江戸時代に作られたとされる精巧な鋳写しが並べられている。
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当時の貨幣研究者によると、この時代の私鋳銭の多くは、既存の貨幣を型とした鋳写しであったという。
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考古学的な発掘調査で、当時の鋳写し作りに使われたとみられる鋳型の一部が発見された。
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古銭鑑定の専門家は、本物と鋳写しを見分けるため、細部の摩耗や鋳造痕を注意深く観察する。
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