東沢
ひがしさわ
名詞
標準
文例 · 用例
この人が日頃出入する本町のある商家から、商売も閑な頃で店の人達は東沢の別荘へ休みに行っている、私を誘って仕立屋にも遊びに来ないか、とある日番頭が誘いに来たとのことであった。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
東沢の山荘には商家の人達が集っていた。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
東沢側は大したことはなかったが、ワリモ沢側は物凄かった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
全部尾根通しに東沢側ばかりを歩いた。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
風の非常に強いときなどは、スキーで東沢の谷へ降りて、ズーと下を巻いた方が楽に違いないと思った。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
小屋の附近は東沢側はもちろんのこと立尾根の下りは二〇〇〇メートル附近で右の谷へ入ったが、雪崩で随分荒れていて不愉快だった。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
荷は約七貰、アイゼンを履き中東沢出合より輪かんを付ける。
— 松濤明 『槍ガ岳』 青空文庫
中東沢を対岸に見る少し下に沢が入り、その出合付近が悪い。
— 松濤明 『槍ガ岳』 青空文庫