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振り飛ばす

ふりとばす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to shake off (e.g. rain from an umbrella)
文例 · 用例
それのみならず暇さえあればあと足を上げては何かを振り飛ばすような動作をする。
寺田寅彦 破片 青空文庫
すなわち、かみつく、引っかく、振り飛ばすというのである。
寺田寅彦 映画「マルガ」に現われた動物の闘争 青空文庫
もとは客を振り飛ばすことが有名な女郎だが、渠ばかりには心からうち込んだと見え、北辰新報の難局時代には、かの女の部屋の金屏風までも質屋へまげてしまつた。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
侍の腰がきまらないところを一押し押して振り飛ばすと、覆面の侍は前へのめってしまいました。
お銀様の巻 大菩薩峠 青空文庫
船は木の葉のように弄ばれて、すでに振り飛ばすべきものの限りは振り飛ばしてしまいました。
安房の国の巻 大菩薩峠 青空文庫
「エヘヘヘヘ、おあぶのうございますよ、無暗にお抜きになってはいけません、ただ手入れをなさる分にはかまいませんが」「あぶないと思ったら、そっちへ寄っていろ」 ピグミーを振り飛ばすと、竜之助の刀が、スルスルと鞘を出でました。
鈴慕の巻 大菩薩峠 青空文庫
ほかでもない、世間の人間はこれまで誰一人として、この馬鹿げたものの傍を通りながら、ちょっと尻尾をつかんで振り飛ばすことさえ、あえてするものがなかったんだ、また今だって一人もいやしない。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
そして、庄左衛門の体を振り飛ばすように振ッて、『なんだ、犬に獲物を奪られて、それでも武士か』 力まかせに、槍の柄で、相手の背ぼねをたたき伸めし、その槍を、お千賀の部屋の中へ、ぶんと抛り込んだ。
吉川英治 ※かみ浪人 青空文庫
作例 · 標準
彼は店に入る前に、傘を数回振って雨粒を勢いよく振り飛ばした
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お風呂から出た犬は、体をブルブルと震わせて水滴をあたり一面に振り飛ばした
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彼はコートの肩についた雪を、手でパンパンと叩いて振り飛ばした
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振り飛ばす(ふりとばす) — 幻辞.com