明王
みょうおう
名詞
標準
Wisdom King
文例 · 用例
金刀比羅宮、男山八幡宮、天照皇大神宮、不動明王、妙法蓮華経、水天宮。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
小角は孔雀明王咒を持してそういうようになったというが、なるほど孔雀明王などのような豪気なものを祈って修法成就したら神変奇特も出来る訳か知らぬけれど、小角の時はまだ孔雀明王についての何もが唐で出ていなかったように思われる。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
それは夜の九時頃になると、養母は其居間に籠って了い、不動明王を一心不乱に拝むことで、口に何ごとか念じつゝ床の間にかけた火炎の像の前に礼拝して十時となり十一時となり、時には夜半過に及ぶのです、居間の中、沈欝いで居た晩は殊にこれが激しいようでした。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
此事の有った後は母の神経に益々異常を起し、不動明王を拝むばかりでなく、僕などは名も知らぬ神符を幾枚となく何処からか貰って来て、自分の居間の所々に貼つけたものです。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
総ての事が里子には怪しき謎で、彼はたゞ惑いに惑うばかり、遂には母と同じく怨霊を信ずるようになり、今も横浜の宅で母と共に不動明王に祈念を凝して居るのです。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
その効果を仏教では「愛染行」(愛染明王の行 愛欲に入ってしかも愛欲を度す)と言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏、菩薩では、不動明王は煩悩を智の利剣で斬り伏せる折伏門係り、観世音は慈悲で智慧を育て上げる摂受門係りであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
南無成田山不動明王、と偏に唱へて、あなた方の御運長久、無事そくさい、又お若い孃たちの、」 とほろりとして、老の目に涙を湛へ、「行末の御良縁を祈願します、祈願しまする。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
作例 · 標準
不動明王は、仏教における有名な明王の一尊である。
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明王像は、寺院の奥深くに祀られていることが多い。
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かつて、邪悪なものを打ち砕く明王の物語を聞いたことがある。
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