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出戻り娘

でもどりむすめ
名詞
1
標準
daughter who moves back to her parents after divorcing
文例 · 用例
宮子は二十二の歳に、女専を卒業すると西洞院の骨董商へ嫁いだが、生れつき我儘なのと、新しい教育を受けていたために、古い因習の殻に閉じこもっている余りにも京都風の家風にいたたまれず、一年たたぬうちに、到頭婚家を飛び出して、実兄の小郷虎吉の下鴨の家へ、出戻り娘となって転がり込んだのである。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「――あの家には出戻り娘がいるからね」 だから、美少年の鶴雄を家庭教師に推薦するのは、躊躇されるね――と山吹教授が言うと、スタンダールの「赤と黒」の訳者の桑山竹夫が、「つまり、ジュリアン・ソレルかね。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
ところが、和製のジュリアン・ソレルもいきなり出戻り娘に浴室へ浸入されるようでは、随分相場も下落したものである。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
娘達の乳呑時代に、半年ほど離れ家へ抱へたお光といふ乳母(今はその乳母の為めに、離れ家を聯想するのさへ嫌であるが)は二十五六で、或商家の出戻り娘であつた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
お高さんは収入役の出戻り娘なきりだ。
矢田津世子 凍雲 青空文庫
これが女中だとか、娘にしても出戻り娘とか何とか薹のたつた女ならとにかくとして、四十三にもなつて、女学生の主家の娘と通じることは良心が許さぬ。
坂口安吾 古都 青空文庫
六月になるというのに、またもや満州以来のぼろ冬服に着替え、しおれ切って店を出ようとすると、出戻り娘のお光ちゃんが物かげから手招きしている。
――放浪の末、段ボールを思いつく 私の履歴書 青空文庫
「菊川町の盲目の太助の出戻り娘だろう」「親分は、どうしてそれをッ」「大変な事になった、来いッ、八」 平次は脇差をブチ込むと、サッと飛出しました。
江戸阿呆宮 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
出戻り娘の彼女を、両親は温かく迎え入れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
近所の出戻り娘が、カフェを開いたと聞いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
出戻り娘であっても、自分の人生を切り開くことはできる。
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