揺藻
ゆれも異読 ユレモ
名詞
標準
Oscillatoria (cyanobacteria)
文例 · 用例
船は、すみきった海の上を、たいしてゆれもせずに、軽々とすべっていきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
風がぴったりとしずまって、船のゆれも、ばったりとまってしまいました。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
高一は、やはりたるの中にとじこめられているのにたるはゆれもせず、じっとしているのです。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
横ゆれもかなりだつたが、更に怖ろしいのは縦ゆれで、船室の棚床に小さくちぢこまつて寝たつきりの私には、少なくとも二三丈はある上下運動として感覚された。
— 神西清 『少年』 青空文庫
どこかの樹のどこかの枝で、百舌が、刺すやうにきりきり鳴き出しても……、渡鳥の群が降りちらばるやうに、まぶしい入日の空を乱れ飛ぶのを見上げても……、明るい夕空の紺青を仰いでも……、向側の丘の麓の家から、細々と夕餉の煙がゆれもせず静に立昇るのを見ても……「おお、薔薇、汝病めり!
— 或は病める薔薇 『田園の憂欝』 青空文庫
と、自転車までの短かい隔たりを走り尽して、サッドルの革嚢をつかんだかと思うと、両手でそれにかじりついたなり、すっかりぶら下ってしまって、相変らず唇をおそろしくぎゅっとかみしめたまま、ものもいわずに眼を怒らせながら、進もうとしてゆれもがく自転車を、必死のいきおいで引きとめにかかった。
— DER WEG ZUM FRIEDHOF 『墓地へゆく道』 青空文庫
作例 · 標準
市場の状況は常に揺れ動いている。
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