画塾
がじゅく
名詞
標準
private painting school
文例 · 用例
父が上京して来ると、自分は、毎朝そそくさと登校するのでしたが、しかし、本郷千駄木町の洋画家、安田新太郎氏の画塾に行き、三時間も四時間も、デッサンの練習をしている事もあったのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
自分は、やがて画塾で、或る画学生から、酒と煙草と淫売婦と質屋と左翼思想とを知らされました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
その画学生は、堀木正雄といって、東京の下町に生れ、自分より六つ年長者で、私立の美術学校を卒業して、家にアトリエが無いので、この画塾に通い、洋画の勉強をつづけているのだそうです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
よかチゴじゃのう」 自分は拒否し切れず、その画塾の近くの、蓬莱町のカフエに引っぱって行かれたのが、彼との交友のはじまりでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
当時椿年は蔵前に画塾を開いていたので、椿年の画風を喜んだというよりは馬喰町の家から近かったのでその門に入ったのだろう。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
そして十七歳の年からジュリアンの画塾に通いはじめ、最後の七年間、彼女の豊富な情熱の唯一の表現、対象として画家としての刻苦精励がつづけられたのであった。
— 宮本百合子 『マリア・バシュキルツェフの日記』 青空文庫
シャウフェルは、父親に、ケーテが完成するまで自分の画塾に止るようにすすめたが、それが実現しないうちに、シャウフェル自身がイタリーのフローレンス市へ去らなければならないことになった。
— 宮本百合子 『ケーテ・コルヴィッツの画業』 青空文庫
今日でいう画塾の研究会というのが、毎月十五日円山の牡丹畑で開かれました。
— 上村松園 『明治懐顧』 青空文庫
作例 · 標準
幼い頃から画塾に通い、絵の基礎を学んだ。
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週末はいつも、家の近くの画塾でデッサンに励んでいる。
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彼女は美大受験のために、高校時代から有名な画塾で特訓を受けていた。
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最近、定年後に趣味で油絵を始める人が増え、地域の画塾も盛況だ。
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ウィキペディア
画塾(がじゅく)とは、画家が任意に主宰する絵画の私塾。絵画教室、絵画の養成所・研修場所、画家がアトリエを開放していたり、仲間内で集まり研磨したり、その形式はさまざまである。
出典: 画塾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0