ざらっと
ざらっと異読 ザラッと・ザラっと
副詞
標準
roughly
文例 · 用例
」 そういうはる子の稍々ざらっとした重みのある声とが両方から一度にぶつかった。
— 宮本百合子 『雑沓』 青空文庫
ぼくたちは、ざらざらっと、冷い冷い鋼板の上にぶちまけられた。
— 海野十三 『もくねじ』 青空文庫
少しざらっとしていても煮ると感じが少し変わってくる。
— 北大路魯山人 『美味放談』 青空文庫
ざらっとした声だった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
「いくらでもありゃしませんよ」 だまっている伸子に、その女は、ざらっとした声で、あたりまえに云った。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
あるいは、そう感じるべきだと考えさせられていたのかもしれないが――社会主義の最も強固で広い基底は夜勤の臨時皿洗いの女が、もしかしたらいくらか病毒におかされている彼女のざらっとした声で云った数語の上にあった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
「まあ坐らないか」 宗吉はこう云いながら、封を切った金をざらっと畳の上へ投げ、更に二十五両包をそこへ置いた。
— 山本周五郎 『金五十両』 青空文庫
それっ、これは祝儀じゃ、拾ってゆけ』 と、わざわざ、金座で鋳き立てを両替してきた小判を百両、ざらっと、往来へ撒いて、『――はて、うららかな』 と、扇子で、顔を煽いで、得々と弥次馬の眼に送られて立ち去ったという話もある。
— 吉川英治 『田崎草雲とその子』 青空文庫
作例 · 標準
大工さんがノコギリで木材をざらっと切った。
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フライパンに塩をざらっと振りかけた。
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紙やすりで表面をざらっと研磨する。
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