出し値
だしね
名詞
標準
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文例 · 用例
そそくさと二階を下りて来たお糸さんは、「どうなすつたの、」と云つて種田君の外套に手をかけて半ば脱ぎかけたのを受取つて、「全くねえ、あんまりなんですもの、」と訳の分らぬことを云ひつつ,お仲さんの袖をひいて、「お二階はなんだしね。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
それだしね、私貴方に内証々々で、ちょっと買って来たいものがありますから。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
それだしね、羽織なんて誰も持ってやしませんぜ。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
僕ひとりの愛憎の念に拠って、世の中が動いているものでもないんだしね、まあ、あの人たちの事は、あの人たちに任せるより他は無いよ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
社の方もボーナスを貰ってやめたのだしねえ。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
正月は目の前だしね。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ゐて貰へば私だつてそれだけ助かつてるんだしね。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
あたりはこんなだしね。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
作例 · 標準
その商品は出し値がかなり高いため、小売店での利益は少ないだろう。
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為替レートの変動により、輸入品の出し値が予想より上がってしまった。
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今回の契約では、出し値に運送費も含まれていることを確認してください。
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