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踏みしめる

ふみしめる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to step firmly (on)
文例 · 用例
幸に風が無く、雪路に譬ひ山中でも、然までには寒くない、踏みしめるに力の入るだけ、却つて汗するばかりであつたが、裾も袂も硬ばるやうに、ぞつと寒さが身に迫ると、山々の影がさして、忽ち暮なむとする景色。
泉鏡花 雪の翼 青空文庫
捕まった男は逃げる素振りさえなく、自分の元業務用馬車まで踏みしめるように進み、我々もあとからついていく。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
彼が、一見風に吹かれてよろけているように見えたのは、実は、一歩一歩大地を踏みしめる足の下から、温泉のように湧き上って来る幸福な思想のばねにはねかえされて躍っているのであった。
平林初之輔 犠牲者 青空文庫
玄關の格子戸の開く音と、小聲に一言二言交へる音とが止んで、鳴皮の踏みしめる音がかすかに錯綜してゐるのも止むと、『お免下さい。
水野仙子 青空文庫
四辺のひっそりとした静けさを踏みしめるように、石階を登って来る。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
アルトヴェル氏は屍体を抱えて、注意ぶかく一歩一歩踏みしめるようにして階段を降りた。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 犬舎 青空文庫
つる/\に滑りさうな固い石の上を一歩々々踏みしめる様にして歩く、一種異様な下駄の音が終日耳についた。
加能作次郎 世の中へ 青空文庫
と、同時に、トン、トンと、二あしばかり退って、踏みしめると油断なく構えて、刀に、手をかけた容子―― 雪之丞も、相手が、本気になって、身を固めたので、屹ッと闇を透かしてみつめると、あろうことか、それが、昔の兄弟子、今はあきらかに、敵とみとめずに置けぬ、門倉平馬なのだ!
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
雪山を登る時、アイゼンの歯が氷に食い込むのを確かめるように一歩一歩踏みしめた
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彼は怒りをこらえるかのように、ギュッと足元の大地を踏みしめて立ち尽くしていた。
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マラソンのゴールテープを切った瞬間、歓声に包まれながらトラックを力強く踏みしめた
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2
標準
to harden by treading
作例 · 標準
新しく作った花壇の土が崩れないよう、周りをしっかりと足で踏みしめて固めた。
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キャンプでテントを張る前に、地面の凹凸をなくすために何度も踏みしめた
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昔の人は家の土間を作る際、粘土と石灰を混ぜて何度も何度も踏みしめて仕上げたそうだ。
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踏みしめる(ふみしめる) — 幻辞.com