悟りを開く
さとりをひらく
表現動詞-五段-カ行
標準
to achieve enlightenment
文例 · 用例
私はこの十円の帽子のお蔭で、大きな悟りを開く事が出来ました。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
壁を前に坐禅して悟りを開くような、虚霊の沙汰ではないのである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
修行なしで忽ち悟りを開く(頓悟)ということは勿論|何の道にも有るだろうが、頓悟の法門は解脱を目的とする仏教の中ですら一禅宗があるだけである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
孔子の道は、先王の道・礼楽の道・文化の成就・人間世界の慶福を建立しようとするものであるから、その学問に於いて悟得会得は有るにしても、桶の底が脱けて水が一時に出尽すように悟りを開くなどということは、有るものではない。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
馬鹿だな、一度の結婚が失敗したからといつて、忽ちそんな悟りを開くなんて――」「いゝえ/\、さうぢやないのよ。
— 牧野信一 『小川の流れ』 青空文庫
そのうち母も悟りを開くだらう。
— 牧野信一 『親孝行』 青空文庫
――そんなむずかしい悟りを開くまでもなく、誰でもおのずから暑中の涼味を見いだすことを知っている。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
で、人間が仏陀になることを、識を転じて智を得るといっておりますが、それは結局、迷いを転じて悟りを開くということと同じ意味で、要するにわれわれ迷いの人間が、悟れる仏陀になるということです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
多くの求道者が、精神的な修行を通して悟りを開こうと努力している。
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彼は山にこもり、長年にわたる瞑想の末、ついに悟りを開いた。
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悟りを開くことは、苦しみから解放され、真の自由を得ることだと言われる。
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