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名詞
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標準
文例 · 用例
永保元年の冬、在京中、讒者の為に西海にせらる。
太宰治 津軽 青空文庫
卿は熱帯の鬱林に放たれずして、山地の碧潭にされたのである。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
筑波山の夕紫はあかあかとした落日に落の紅を増して来た。
岡本かの子 富士 青空文庫
母族|林彦清等、妻族|鄭原吉等九族既に戮せられて、門生等まで、方氏の族として罪なわれ、坐死する者およそ八百七十三人、遠配流さるゝもの数う可からず。
幸田露伴 運命 青空文庫
公の貶と死とは余ほど当時の人心に響を与へてゐたに疑無い。
幸田露伴 平将門 青空文庫
さすれば謂は早くより因果の説を信じていたればこそ、後年|貶されるに至って愈々深く之を信じたので、或は早く寂照に点化されたのかも知れない。
幸田露伴 連環記 青空文庫
真宗崩じて後、其|后の悪みを受け、擅に永定陵を改めたるによって罪を被り、且つ宦官雷允恭と交通したるを論ぜられ、崖州に遠せられ、数年にして道州に徙され、致仕して光州に居りて卒した。
幸田露伴 連環記 青空文庫
海は少し遠いのであるが、須磨の関も越えるほどの秋の波が立つと行平が歌った波の音が、夜はことに高く響いてきて、堪えがたく寂しいものは居の秋であった。
須磨 源氏物語 青空文庫