炊事係
すいじがかり
名詞
標準
cook
文例 · 用例
おれはきつと立派な炊事係りになれるだらうと思ふんだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
優雅な野鴨のいる湿原に、釣りに最適な場所、おそらく先代から受け継いだのだろうが、小さいながらも揃いのいい図書室があり、炊事係も及第点だった。
— THE "GLORIA SCOTT" 『グローリア・スコット号』 青空文庫
或朝テントの中の食堂で、不図炊事係りの私の妻が気附くと、パンが辛うじて、その一食に足りる程度しか無かつた!
— 牧野信一 『川を遡りて』 青空文庫
大西三津三はニヤリと笑つた炊事係尾山は市場に買出しにでかける。
— 小熊秀雄 『託児所をつくれ』 青空文庫
――私がヘツペル先生のことをいふと、彼女はそれはこの家が一番適当だ、炊事係りは妾が引受ける、妾も一処に語学が習へて好都合だ――。
— ヘツペル先生との挿話 『サロメと体操』 青空文庫
ほんとうに探検隊の仮り小屋見たい、壁に鉄砲がかゝつてゐたり、オーヴンが炉ばたにあつたり……」「それは、炊事係りがお午に手間を省いたまでなんだよ。
— 牧野信一 『山を越えて』 青空文庫
また同郡|唐丹村、今手山金鉱での口碑には三郎となっておりまして、やはり炊事係でありますが、これにはこの男が流し下に溜まる飯粒を克明に拾い集めておき、毎日それをカラスにやったと言い、墜坑のとき呼び出したのはたぶんそのカラスであったろうというような情合い談もあります。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
炊事係りは手をひろげてそれを受け取りながら云った。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
山小屋の炊事場は狭いが、清潔に保たれている。
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週末には、家族みんなで広々とした炊事場で料理を楽しむ。
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避難所の炊事場では、ボランティアが次々と温かい食事を準備していた。
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