鉄錠
てつじょう
名詞
標準
文例 · 用例
足の鉄錠ががちゃがちゃ鳴った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 と、呂宋兵衛を引ったてた四勇士は、多宝塔三|重のいただきまで追いあげて、その一室の丸柱に鎖をもって厳重にしばりつけ、二階三階の梯子まではずした上、扉の口々はそとから鉄錠をおろしてしまった。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
……されば、道法九代の間、また私も、住山三十年にもなりますが、かつてただの一度も、ここの鉄錠に手をかけたためしなど、見たことはありません」「だからこそだ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
鉄錠の音が、不気味を誘う。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
ふと、蔵の戸前をふり仰いで、そこの鉄錠がはずされているのを見つけるや否、「おおっ!
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
やがて通路のドン詰まりに来ると、大きな錠付き扉があり、この頑丈な半円形アーチ扉に、古風な鉄錠が鋲打ちされていた。
— THE ROMANCE OF THE SECRET SERVICE FUND 『諜報部秘話』 青空文庫