幻辞.com

斜めに

ななめに
副詞
1
標準
diagonally
文例 · 用例
小枝の先に散り残った枯れ/\の紅葉が目に見えぬ風にふるえ、時に蠅のような小さい虫が小春の日光を浴びて垣根の日陰を斜めに閃く。
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
箱根の峠を越した後再び丹沢山大山の影響で吹き上がる風はねずみ色の厚みのある雲をかもしてそれが旗のように斜めになびいていた。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
斜めに来る光がこの饅頭笠をかぶった車夫の影法師を乾き切った地面の白い上へうつして、それが左右へゆれながら飛んで行くのが訳もなく子供心に面白かったと見える。
寺田寅彦 青空文庫
それはゆれながら水銀のやうに光つて斜めに上の方へのぼつて行きました。
宮沢賢治 やまなし 青空文庫
泡や小さなごみからはまつすぐな影の棒が、斜めに水の中に並んで立ちました。
宮沢賢治 やまなし 青空文庫
丁度フラスコの口に斜めに呼気を吹き付ける時に出る音と同じ訳で、両掌の間の空洞内の空気が振動して音を出すのである。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
騎兵旗は、窓の棧の十字をしたところに凭せかけられて、斜めに立つてゐた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 旗手クリストフ・リルケ抄 青空文庫
そしてその後方には、斜めに一つの籠が載せられてゐて、その中にごく小さな子供が、ボネット帽をかぶり、いかにも嬉しさうな顏つきをして、踏んぞり返つてゐた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
作例 · 標準
太陽が地平線に斜めに沈んでいく光景は、とても美しかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
遠くの山並みが、霞んで斜めに見えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼はボールを斜めに蹴り、ゴールネットを揺らした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
斜めに(ななめに) — 幻辞.com