八万
はちまん異読 やよろず
名詞
標準
80000
文例 · 用例
ハーシェルの調べた結果によれば太陽は半時間に一万マイルくらいの速度で飛んでいる、一日たてば四十八万マイルだけ目的地に近寄ってはいるがその行先はあまりに遠い虚空の果で、百年や二百年の短日月では一向近寄ったようにも見えぬのである。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
現在のチューインガムも、それが噛み尽されて八万四千の毛孔から滲み出す頃には、また別な新しい日本文化となって栄えるのかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
一秒時間に十八万六千マイルという驚くべき速度で逃げ出すと、もう未来永劫再び我が地球へは帰って来ぬ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
(コロナは八万三千十九 ※‥‥‥ ※‥‥‥ ) 砂土がやわらかい匂の息をはいています。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
(コロナは八万三千十九) わたくしたちが柄杓で肥を麦にかければ、水はどうしてそんなにまだ力も入れないうちに水銀のように青く光り、たまになって麦の上に飛びだすのでしょう、また砂土がどうしてあんなにのどの乾いた子どもの水を呑むように肥を吸い込むのでしょう。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
もしそれ下界の阿修羅王、八万四千の眷属を率て、蒼海を踏み、須弥山を挟み、気焔万丈虚空を焼きて、星辰の光を奪い、白日闇の毒霧に乗じて、戟を掉い、斧を振い、一度虚空に朝せんか、持国広目ありとというとも、これよりして多事ならんと、思去り思来たりて、綾子は車上に憂悶せり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
無間地獄の底に堕ちながら死のうとして死に得ぬ魂魄のなげき……八万奈落の涯をさまよいつつ浮ぼうとして浮び得ぬ幽鬼の声……これが恋に破れたものの呪いの声でなくて何であろう。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
金七が還っての報告によると、猿面冠者の北条攻めの有様は尋常一様、武勇一点張りのものでは無い、其大軍といい、一般方針といい、それから又千軍万馬往来の諸雄将の勇威と云い、大剛の士、覚えの兵等の猛勇で功者な事と云い、北条方にも勇士猛卒十八万余を蓄わえて居るとは云え、到底関白を敵として勝味は無い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
そのイベントには、八万を超える人々が訪れた。
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この国では、年間八万人の観光客が訪れる。
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八万の兵士が敵陣に向かって進軍した。
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標準
many
作例 · 標準
この図書館には、八万という数の本が所蔵されている。
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彼のコレクションは八万にものぼる。
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その土地には、八万の種類の植物が自生しているという。
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ウィキペディア曖昧さ回避
八万(はちまん) 八万町・上八万町・八万地区 - 徳島県徳島市の地名。 八万村 - 徳島県にあった村。 八万温泉 - 徳島県徳島市にある温泉施設。
出典: 八万 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0