かっぺ
かっぺ異読 カッペ
名詞
標準
country bumpkin
文例 · 用例
待つ人があるだっぺとか逢いたい人が待ちどおかっぺとか、当こすりを云ってお民さんを泣かせたりしてネ、お母さんにも何でもいろいろなこと言ったらしい、とうとう一昨日お昼前に帰してしまったのでさ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
たかがいなかっぺいのけんつくぐれえに尾っぽを巻いて、江戸八百八町の名折れじゃござんせんか!
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
「詰んねえことさ、その……何さ、きい奴まだ若けえのに――その亭主兵隊さとられちまってはあ――その……さびしかっぺえと思ったんで、おらあ……何、ちょっくら親切してやったのうばばあめ……騒いでけつかる」 去年の六月、私は祖母とその村にいた。
— 宮本百合子 『田舎風なヒューモレスク』 青空文庫
「それでもはあ、民衆一体の仕合わせを目あてにしてやっているちゅうのは嘘でなかっぺえな――支那の奴等も目醒めて来たんだない」 目醒めて来たとは、ブラボー!
— 宮本百合子 『北へ行く』 青空文庫
そうすると主人は、「いなかっぺはぐずでしょうがねえなあ。
— 木内高音 『水菓子屋の要吉』 青空文庫
元のパルチザン、集団農場さ入れねえことは、なかっぺ。
— 宮本百合子 『ピムキン、でかした!』 青空文庫
……俺らとこだって……ちっこい者が出来ねえもんでもなかっぺ。
— 宮本百合子 『ピムキン、でかした!』 青空文庫
一人の子の前がはだけて膝っ子僧が出て居るのを祖母がしてやる様に、しずかに可愛がって居るらしくなおしてやりながら、「お前さま、今まで、こんなむさい家は見なすった事がなかっぺい。
— 宮本百合子 『農村』 青空文庫
作例 · 標準
都会に出てきたばかりの頃は、何を見ても『かっぺ』扱いされた気がしたよ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼、最初はちょっと『かっぺ』っぽい雰囲気だったけど、今ではすっかり都会に馴染んでるね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
そんな反応してるの、まるっきり『かっぺ』じゃん、と友達にからかわれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash