幻辞.com

志々

志々
名詞
1
標準
文例 · 用例
志々度博士の訂正 崩壊しつくした警視庁跡に、大きな天幕が、いくつも張られてあった。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
この四人は、一人は、警視庁の精神病部長の馬詰博士、他の一人は、警務部長の多島警視、もう一人は、総監と同郷の帝大理学部教授の青倉博士、残りの一人は、気象台技師の志々度博士であった。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
中央気象台の志々度博士は、考え込んだまま、口を開こうとはしない。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
まず、志々度博士のお考えを」 催促されて、志々度博士は、前回とはちがって、深刻な表情で、「実は、そのことについて、私は迷っているのです。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
しかも平均七度というのは、世界全体を通じての観測結果なのですから、たとえば、日本だけとか、支那大陸だけとかいうのではなく、世界の平均気温が寒冷になっているというのですから、これはちょっと注意すべきことではないかと思うのです」「しかし志々度君。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
総監は、首をひねって、志々度博士の方を盗み見た。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
この前、北見老博士の説を、私は一笑に附しましたが、この頃になって、私は、老博士の説が、ある程度事実に近いと思うようになったのです」「いや、それは、思いすぎだ」 青倉教授は、あくまで志々度博士の説を否定したのだった。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
老博士の怪行動 せっかくの権威者会談が、青倉教授と志々度博士の意見の両立となってしまって、総監はついに、その席では、何らの措置決定をせずして、会談を閉じた。
海野十三 第五氷河期 青空文庫