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鹿狩り

しかがり
名詞
1
標準
文例 · 用例
叔父が笑うのも道理で、鹿狩りどころか雀一ツ自分で打つことはできない、しかし鹿狩りのおもしろい事は幾度も聞いているから、僕はお供をすることにした。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
町から小一里も行くとかの字港に出る、そこから船でつの字崎の浦まで海上五里、夜のうちに乗って、天明にさの字浦に着く、それから鹿狩りを初めるというのが手順であった。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
別して鹿狩りについてはつの字崎の地理に詳しく犬を使うことが上手ゆえ、われら一同の叔父たちといえども、素人の仲間での黒人ながら、この連中に比べては先生と徒弟の相違がある、されば鹿狩りの上の手順などすべて猟師の言うところに従わなければならなかった。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
人のいい優しい、そして勇気のある剛胆な、義理の堅い情け深い、そして気の毒な義父が亡くなってから十三年忌に今年が当たる、由って紀念のために少年の時の鹿狩りの物語をしました。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
最後の伯爵のガス排出の音からふざけ半分のホルンの一声が呼び出され、このラッパが鹿狩りのラッパに転換して爽快な狩り場のシーンに推移するのである。
寺田寅彦 音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 青空文庫
それからまた鹿狩りの場に現われた貴族的なスポーツ風景は国粋主義の紳士淑女を喜ばすものであり、シャトーにおける生活の空虚と痴愚を露骨に風刺する多数の画面は卑近な民衆イデオロギーに迎合するものであろう。
寺田寅彦 音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 青空文庫
嚴冬雪白く風烈しき頃の消息を問ひ、熊狩り鹿狩りの快談を聞き、一浴して則ち去る。
田山花袋 日光山の奧 青空文庫
「爾は鹿狩りの夜を見たか。
横光利一 日輪 青空文庫