幻辞.com

高山植物

こうざんしょくぶつ
名詞
1
標準
alpine plants
文例 · 用例
遥に北へ行くと、白馬岳が聳えている、雪の室は花の色の鮮やかな高山植物を秘めて、千島|桔梗、千島|甘菜、得撫草、色丹草など、帝国極北の地に生える美しいのが、錦の如く咲くのもこの山で、雪が白馬の奔る形をあらわすからその名を得たということである。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
それでも石の河原のような小隆起を、二タ山ほど盲越えに越えた、高頭君はウラジロキンバイが多いと、指して驚いている、この高山植物は、白馬岳や八ヶ岳に産したものだが、今濫採されて、稀少になったものだそうで、今のところ、ここが最も豊饒な産地であろうと語られた。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
尻に敷いた褥は、可愛らしい高山植物で、チングルマの小さい白花、アカノツカサクラの赤い花などが、絨氈の斑紋になって、浮き上る、焚火の影に、鮮やかな織目を見せる。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
この附近は偃松の原でなければ、暗礁のような岩角が立っていて、高山植物が点じている、なお北岳を見ていると、東の谷、西の谷、北の谷から霧が吹いて来て、その裾は深谷の方に布きながら、頂上を匝ぐって、渦を巻いている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
富士の植物はもとより、金峰山から移した高山植物などがその辺に試植されている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
がそれは必ずしも、好きであるからではない、位置が南に偏り過ぎて、雪が早く融けるし、氷河は小ッぽけな塊に過ぎないし、富士山のように、新火山岩で、砂礫や岩石が崩れ易いので、高山植物は稀薄であるし、「好き」になるところまでは行かないが、それでも、最も多く心を惹かれる山である。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
日本アルプス飛騨山脈が平均三千米突の高度を有しているのはその好適例で、雪によって美しく、白馬岳(二九三三米突)のように高山植物に豊富で、雪に依ってその全体の高峻を、或程度までは保護されているのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
その雪田もズッと裾の方へ行くと、雪の穹門から水が滾々と湧き出ていて、洞内に高山植物などが美しく咲いている、但し夏日うっかり奥まで深く這入ると、雪がくずれて圧倒する危険がないとも限らぬ。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
作例 · 標準
岩場の隙間にひっそりと咲く高山植物の可憐な姿に、登山客が足を止めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
夏のわずかな期間だけ、標高2500メートル付近は高山植物の花畑になる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
高山植物は厳しい環境に適応するため、背を低くして地面を這うように育つ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview