押しボタン
おしボタン異読 おしぼたん
名詞多音語
標準
push button
文例 · 用例
彼らはたとえば、呼び鈴の押しボタンの上に「呼び鈴」とはり札をし、便所の箒には「便所の箒」と書かなければどうも安心のできない国民なのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
「はて、押しボタンでもあるのじゃないかなあ」「さあ、ちょっと手で押してみましょうか」 一彦が、扉を押すために、手をちょっと扉にふれますと、扉はまるで弾かれたように、するすると上にあがってしまいました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
とはいっても、書きもの机の上には、そこをちょっと見ただけでわかるのだが、電気装置のたくさんの押しボタンのついた台があった。
— DER HEIZER 『火夫』 青空文庫
すると、つきあたりの板壁のすみに、押しボタンのように、出っぱったものがあることに気がつきました。
— 江戸川乱歩 『鉄人Q』 青空文庫
『音楽』とか『ガス』とかの押しボタンは、なにを意味するのでしょう。
— 江戸川乱歩 『宇宙怪人』 青空文庫
すると、右から七ばんめのぼっちが、ちょうどベルのおしボタンのように、うごくことがわかったのです。
— 江戸川乱歩 『赤いカブトムシ』 青空文庫
どこかに、スイッチか、おしボタンがあるのでしょうが、それをさがすのがたいへんです。
— 江戸川乱歩 『超人ニコラ』 青空文庫
すると、壁の上のほうに、ちょっと見たのではわからないような、小さなおしボタンがありました。
— 江戸川乱歩 『塔上の奇術師』 青空文庫
作例 · 標準
例句