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扇絵

おうぎえ
名詞
1
標準
文例 · 用例
これはまた、清長や春章とちがって、大どころでなければ納まって行けないという女房と違い、ずいぶん世話場も見せながら、亭主にはつらい色も見せず、和らかになぐさめて、しっくりと可愛がってゆく、という女房ぶりだ……豊国は役者の女房にしかなれず、国芳はがえんのおかみさん、国貞は団扇絵
みちりやの巻 大菩薩峠 青空文庫
摺物扇地紙団扇絵等に描ける花鳥|什器の図はその意匠|殊に称美すべきものあり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
寛保三、四年に至り始めて色摺の紅絵現はれ一枚絵の外また役者似顔の団扇絵漸く流行せり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
西洋人の著書には大抵芳年を以て最終の浮世絵師となし、これに加ふるに国芳門下より出でたる河鍋曉斎を以てし、あるひは団扇絵摺物の板下画に巧なるの故を以て柴田是真を挙げ、あるひは色摺板本を出せし故を以て菊池容斎、幸野楳嶺、渡辺省亭を加ふるものあり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
……」と、扇絵師の翁と、染革師の老職人が、声をひとつに、おなじことばを泣いて放った。
新田帖 私本太平記 青空文庫
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扇絵(おうぎえ)とはおよそ平安時代から描かれている肉筆画の一種である。

出典: 扇絵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0