築地
ついじ
名詞頻度ランク #13456 · 青空 1341 例
標準
mud wall with a roof
文例 · 用例
隣席の奥様がその隣席の御主人に「あれはもと築地に居た女優ですよ。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
去年の夏|築地小劇場のプロ芝居を見物に行ったときには、四十恰好のおばさんが引っ切りなしにチューインガムを噛んでいるのを発見して不思議な感じがしたのであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
★ 前夜のこと、………更けるとすこしばかし溝をつたうクレオソートの臭いが鼻に滲みたが、築地河岸附近にあるダンシング・ホールで僕はその夜、踊っていた。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
彼女の傲がんなこころがすこしの反省もなく、イズモ町の彼女経営の流行品店を素通りして、築地河畔のコルビジェ風のアパートメントの一室を訪れた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
○三ッ叉の名はこれより起り、一は築地に沿ひて西南に流れ、一は越中島に沿ひて東南に流る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
明石町の南○明石橋下の一流は、築地一丁目二丁目三丁目を廻りて流るゝ釆女橋万年橋祝橋亀井橋合引橋築地橋軽子橋備前橋小田原橋三の橋等の下の一水に通ずる流れにして、栄橋新栄橋の下を過ぎてこゝに落つるなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
かなとこ雲 東の方に築地をつきたる如く立つ白雲を、かなとこ雲といふよしなり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
東に白雲の築地の如く見えたるは眼にしたれど、猶かなとこ雲の風情といふを知らず。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
昔の城郭には、敵の侵入を防ぐために頑丈な築地が築かれていた。
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寺院の周りには、長い歴史を感じさせる古い築地が連なっている。
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築地の前を通りかかると、ひんやりとした空気が流れてくるのを感じた。
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