昊
そら
名詞
標準
文例 · 用例
秦の襄公が少昊を崇めて西畤を作り白帝を祠つた。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
後の五帝の思想の起つたのは蓋しこれからで、少昊金天氏と西と白とは五行思想に於て結びついてゐるのであつて、五行の思想は、戰國に鄒衍に鼓吹され、漢に於て盛に行はれたが、蓋し洪範のむかし、周易のむかしより、隨分夙に支那に潜在したものであると云つても宜いやうな氣がする。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
程子(中国・北宋時代の儒学者、兄が程祀燔柴の様な、「浄め祭る(※祀)をもって儒教における宇宙の最高神(昊天上帝)を祀る」『周礼(春官・大宗伯)』と云うのもある。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
人あるいはいわく、天下泰平・家内安全をもって人生教育の極度とするときは、野蛮|無為、羲昊以上の民をもって人類のとどまるところとなすべし。
— 福沢諭吉 『教育の目的』 青空文庫
正木昊弁護人は同日「私は共産党には反対であるが、それよりも白いものを黒いとすることにはいっそう反対である。
— ――憲法の規定により国民の名において裁判する――鈴木裁判長 『それに偽りがないならば』 青空文庫
而モ輦轂ノ下ヲ距ル甚ダ遠カラズシテ数十万無告ノ窮民空シク雨露ノ恩ヲ希フテ昊天ニ号泣スルヲ見ル。
— 田中正造 『直訴状』 青空文庫
圜丘は天壇の主体であって、毎年冬至の未明に、天子斎戒して昊天上帝を祭られた所であり、壇上には、昊天上帝に配して祖宗の神位を奉祀し、日月星辰風雲雷雨の諸神を従祀されたのである。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
ここは昔、毎年冬至の未明に、天子斎戒して昊天上帝を祭られた所で、その壇の円形は天円地方の義に則り、壇上の敷石や欄干や階段などは天数に応じて九の数が選ばれている。
— 豊島与志雄 『北支点描』 青空文庫