赤剥け
あかむけ
名詞
標準
scraped skin
文例 · 用例
西洋種の瓜の膚が緑葉の鱗の間から赤剥けになって覗いていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
発泡膏が剥げ落ち、頸の上皮がすりきれて、赤剥けの擦り傷があとに残った。
— КРАСНЫЙ ЦВЕТОК 『紅い花』 青空文庫
ですが、こないだ腫んでた皮を赤剥けにして、親方に譴られましたもの……」と渋くったが、見ると、お上さんは目を真赤に泣き腫らしているので、小僧は何と思ったか、ひどく済まないような顔をしてコソコソと二階へ上って行く。
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
谷が大きくくの字に曲ると、突き当りの山の肌が赤剥けにずり落ちて其下に屋根形の大残雪が懸っていた、檐下を抜足で通り抜ける、縁からも天井からも雪解の雫が破ら屋を洩る雨のように滋く落ちて、縮めた首筋から脊中へかけてびっしょり濡れる。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
なぜ、あたしのいうことを聞いて下さらなかったの」 しかし、こんなことを綿々と書いていても仕様がないから、大体このくらいにして置くが、さて、花はこんなふうに赤剥けの頬に自分の頬を擦りつけながらなおもつくづく掻き口説くのである。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
作例 · 標準
市場分析によると需要が増加している。
企業の成長戦略は多方面に及ぶ。
経済指標は好調な傾向を示している。
取引先との関係構築が重要である。