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後甲板

こうかんぱん
名詞
1
標準
afterdeck
文例 · 用例
更に驚愕いたのは、船橋の船長、後甲板の一等運轉手、二等運轉手、三等運轉手、水夫、火夫、見張番、一同顏色を失つて、船首甲板の方へ走つて來た。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
眞正面から突進して來る海蛇丸と、我が弦月丸との距離は最早一千|米突に船の航路で、千島艦とラーヴエンナ號事件の實例を引く迄もなく、少しく舵機の取方を船長も一等運轉手も度を失つて、船橋を驅け上り、驅け降り、後甲板に馳せ、前甲板に跳り狂ふて、聲を限りに絶叫した。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
瞬く間、危急の汽笛一|斉の叫喚――うつつ、秒ならず、後甲板は懸命の格闘黒く、『咄、放せ』短艇に魔あり、櫂あげて逃路を塞ぐ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
時は八月の九日午後二時――三時、処は横浜を北へ去る少くとも五百|海浬の海上、今やまさに津軽海峡の中間を進行しつつある観光船高麗丸の後甲板
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
が、私はその後甲板へ帰って見ると、それこそ眼を瞠って驚かねばならなかった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
朝食後甲板で読書していたら眠くなったので室へおりて寝ようとすると、食堂でだれかがソプラノでのべつに唱歌をやっている。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
ハース氏の船室は後甲板の上にあるが、そこでは黒の帽子を一日おくと白く塵が積もると言っていた。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
そうして、私が後甲板をあちらこちらと歩いている間、絶えず例の望遠鏡でじっと立って眺めていた。
北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 世界怪談名作集 青空文庫
作例 · 標準
船の甲板には、船首から船尾にかけてそれぞれ船首甲板、主甲板、後甲板などがあります。
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夕暮れ時、乗客たちは後甲板に集まり、沈む夕日を眺めていました。
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後甲板には、救命ボートがきちんと収納されていた。
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