全甲
ぜんこう
名詞
標準
all-A (student)
文例 · 用例
(船の動揺は、同時に水平線を動かすものだ)ボーイ長(水夫見習いをいう)の運命は、全甲板労働者の現在のすぐ背後に鱶のように迫っているのであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
そして全甲板を走りきるころにはうまく浮きあがるのです。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
通信簿に乙のつくのが不愉快だつたのは、全甲といふ習慣がいつの間にかついてゐたからに過ぎない。
— 神西清 『母たち』 青空文庫
竜一は、誰に向かっても、「全甲の次郎ちゃんでさえうからなかったんだから、僕がうからないのはあたりまえだい。
— 第二部 『次郎物語』 青空文庫
」「豊子は全甲だよ。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
「全甲でなければ、通信簿なんか人に見せるものじゃありませんわ」「はあ」「全甲にも種類があるんですって」「はゝあ」「全甲中の全甲は私と男子組の森本って子ですって。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
私と何方でしょうかって、先生同志で議論をなすったんですって」「無論あなたの方でしょう」「私、負けない積りですけれど、然ういう成績の好い人が好きよ」「僕だって勉強すれば全甲になれます」「なれるもんですか?
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
しかし勉強をしない約束がしてあるから、全甲を取る努力をする前に、一応菊太郎君の理解を得なければならなかった。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
作例 · 標準
彼はスポーツだけでなく勉強も非常に優秀で、通知表はいつも全甲だった。
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どの科目も手抜きをせず努力した結果、目標としていた全甲を達成できた。
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全甲の成績を維持するのは並大抵のことではなく、毎日の予習復習を欠かさない。
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