眼光紙背に徹す
がんこうしはいにてっす
表現動詞-五段-サ行
標準
to (be able to) read between the lines
文例 · 用例
何せ、眼光紙背に徹する読者ばかりを相手にしているのだから、うっかりできない。
— 太宰治 『一歩前進二歩退却』 青空文庫
古人も、読書について『眼光紙背に徹す』といふ言葉をつかつてゐるが、実際、さういふところがなければいけない。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
『眼光紙背に徹す』といふことは、つまりさういふことで、書いてあることばかり見るのではなくつて、書いてないことをも見なければならないと言ふことを言つてゐるのである。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
しかし、この眼光紙背に徹するといふ読方も、矢張観察力ばかりでは駄目である。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
眼光紙背に徹すとか、心眼とか。
— 宮本百合子 『作家の経験』 青空文庫
昭和十年三月七日關口存男識獨文和譯和譯P.51 6. zwischen den Zeilen lesen(眼光紙背に徹す) hineinlesen(勝手な意味を捏造して讀むこと)46P.52 【1】a.仕事は一週間後に始めて仕上がる。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫
真偽の鑑定は眼光紙背に徹する底の識見なくんば不可なり。
— 津田左右吉 『史論の流行』 青空文庫
庭は四方の均整を引締めるために、眼光紙背に徹する底のまなこをもたなければならない。
— 室生犀星 『庭をつくる人』 青空文庫
作例 · 標準
彼の分析は常に鋭く、眼光紙背に徹していた。
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契約書を読む際は、行間を読み、眼光紙背に徹することが求められる。
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小説家は、登場人物の心情を眼光紙背に徹して描写した。
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