余病
よびょう
名詞
標準
secondary disease
文例 · 用例
そしていろいろな医療や祈祷をしたせいでか、二十日ほど重態だったあとに余病も起こらないで、源氏の病気は次第に回復していくように見えた。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
今のところ生命には、別条ないと思いますが、然し最も余病を併発し易い個所ですから、何とも申せません。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
今のところ生命には、別条ないと思ひますが、然し最も余病を併発し易い個所ですから、何とも申せません。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
少し血脚気の気味もあるようだし、産褥熱の出たのも気にくわぬが、これでどうかこうか余病さえ惹き起さなければ、大して心配することもなさそうだと言って局部へ手当てを施し、新しい処方などを書きつけて置いて行った。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
腹膜、心臓、そんなような余病も加わって来た。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
或は、その病気を一層重くさせ一層余病を併発させ、命を危くさせようとあらゆる手段を尽すのが、人道の行為であろうか。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
」自註に、「余病来止酒、而上人尤為大戸」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」自註に「余病後休酒三年、此日初把杯、故末句及之」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
インフルエンザから肺炎という余病にかかってしまった。
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高齢者は、持病に加えて余病を併発しやすい。
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医師は、余病の発生を警戒し、患者の経過を注意深く観察した。
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