音源
おんげん
名詞頻度ランク #9875 · 青空 13 例
標準
sound source
文例 · 用例
あるいは自然界の雑多な音響を真似てそれをもってその発音源を代表させる符号として使ったり、あるいはある動作に伴う努力の結果として自然に発する音声をもってその動作を代表させた事もあろう。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
それで音源の方向を知るにはむしろ両耳が頭の反対の側にあるほうが好都合なわけになるのである。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
それはとにかく、もしもわれわれが音源の距離方向を判断する能力が非常に鋭敏であったら、トーキーというものはたいへんやっかいな問題に出会うであろうが、そうでないのは幸いである。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
音が聞こえてから、目でその音源を追究する代わりに、カメラを回してそれを追究する。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
自分などは、往来でけたたましい自動車の警笛を聞いても存外それが右だか左だかということさえわからないことがあるのに、あの小さな蚊は即座に音源の所在を精確に探知し、そうして即座に方向舵をあやつってねらいたがわずまっしぐらにそのほうへ飛来するのである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
たとえば、スクリーンの映像では、その空間的位置がちゃんと決定されているのに、音響のほうは、聞いただけでその音源の位置を決定する事ができない。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
その音源はお園からは十メートル近くも離れた上手の太夫の咽喉と口腔にあるのであるが、人形の簡単なしかし必然的な姿態の吸引作用で、この音源が空中を飛躍して人形の口へ乗り移るのである。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
のみならずいろいろな雑音はその音源の印象が不判明であるがために、その喚起する連想の周囲には簡単に名状し記載することのできない潜在意識的な情緒の陰影あるいは笹縁がついている。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
標準
audio
ウィキペディア
音源(おんげん)は、音の発生源。あるいは、音のデータ・ソース元。音が発生する場所、またはその物体。 コンピュータ等で音を出すための機構、そのための回路、部品。 電子楽器の楽音生成部、およびそれをモジュール化して独立させた機器(音源モジュール)。 CDアルバムなど、そこから音が得られる媒体のことを指すこともある。媒体そのものは音を発生させないため、誤用から始まった表現方法。
出典: 音源 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0