絡子
らくす
名詞
標準
Zen monk's waistcoat (short, informal kasaya)
文例 · 用例
まことに久しぶり行乞の旅である、絡子をかけることを忘れたほど、あはてゝいそいだ(これは禅坊主として完全に落第だ!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
夏目先生が帰ってからすぐに筆をとってこの端書をかき、そうして、おそらくすぐに令妹律子さんに渡してポストに入れさせたのではないかとも想像される。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
しばらくすると二階で「汽船が見えました」と御竹の声。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
それからしばらくすると、急に家中がしんとして、大風の後のやうな靜穩が此の山腹全體を支配するやうに感ぜられた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
しばらくすると真赤な血のような色の何とも知れぬものが暗黒の中に現れる。
— 寺田寅彦 『赤』 青空文庫
けれども少年はしばらくすると機嫌を取直す。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
たまに地震のために水道が止まったり、暴風のために電流や瓦斯の供給が絶たれて狼狽する事はあっても、しばらくすれば忘れてしまう。
— 寺田寅彦 『石油ランプ』 青空文庫
と始めには考えたが、しばらくするとこの考えは少し変って来た。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
作例 · 標準
坐禅を組む際、僧侶は絡子を着用する。
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新しい絡子を仕立ててもらうことになった。
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老師が身につけていた絡子には、長い歴史が刻まれているようだった。
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