価標
かひょう
名詞
標準
bond
文例 · 用例
もちろんそれだけの資格があるのだから別にそのことを云々するのではないが、さういふ標準の生活をしなくつても、もつといくらでも生活のしかたがあり、外国人といふハンディ・キャップを早く取り去れば、おそらく今日の為替相場と物価標準で、月一万円乃至七、八千円の予算なら結構やつて行けるのではないかと思ふ。
— 岸田國士 『外遊熱』 青空文庫
どこかひょうひょうとしながら一匹狼の踏ん切りを腹にためた後藤富雄を兄貴分として、ソフトウエアの土岐泰之、ハードウエアの加藤明を核に配した日本電気の開発チームに、古川はWCCFで出会った人々に覚えたのと同様の近しさを感じるようになった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
が、これは眼の小さい、鼻の上を向いた、どこかひょうきんな所のある老人で、顔つきにも容子にも、悪気らしいものは、微塵もない。
— 芥川龍之介 『運』 青空文庫
平吉は、円顔の、頭の少し禿げた、眼尻に小皺のよっている、どこかひょうきんな所のある男で、誰にでも腰が低い。
— 芥川龍之介 『ひょっとこ』 青空文庫
」 少佐は何かひょうしぬけがしたような顔をしていた。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
黒板に描かれた複雑な構造式を見つめながら、炭素と水素をつなぐ価標を数えて混乱した。
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「化学結合を線で表したものが価標です」という先生の言葉をノートの隅にメモした。
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コンピュータのシミュレーション画面で、分子が振動するたびに価標の長さが微妙に変化する。
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「この価標は単結合を意味しています」と化学の補習で丁寧に教わった。
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