零余子
むかご異読 ぬかご・れいよし・ムカゴ
名詞
標準
bulbil (esp. of a Japanese yam)
文例 · 用例
畑で零余子を採っていると突然大きな芋虫が目について頭から爪先までしびれ上がったといったような幼時の経験の印象が前後関係とは切り離されてはっきり残っているくらいである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
」 十「零余子などを取りに参ります処で、知っておりますんでございますが、そんな家はある筈はございません、破家が一軒、それも茫然して風が吹けば消えそうな、そこが住居なんでございましょう。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
八重子は拾って来た掌の中の零余子の数をかぞえていましたが「危ないわよ/\」と眉を顰めながら避けて逃げます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
八重子は拾って来た零余子の数を数えています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
下には零余子と雅号を使っている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
しかし零余子はまったく知らん名である。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
零余子とはだれだろうと不思議がっている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
この論文は零余子なる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学生小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
山芋の蔓には、小さな零余子がたくさん実っていた。
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秋になると、零余子ご飯を作るのが楽しみだ。
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零余子を収穫して、素揚げにして食べた。
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