白煮
しらに
名詞
標準
white vegetables or fish simmered without soy sauce
文例 · 用例
お庄は蓮の白煮を拵えるつもりで皮を剥きはじめた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
蓮根が大層白くって綺麗ですね」妻君「それは蓮根の白煮といってお米を磨いだ白水で湯煮るのです。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
看痾宮沢賢治七月はさやに来れど故しらに人はなほ疾み日過ぎ来し白雲の野はさびしくも掃き浄めらる
— 宮沢賢治 『看痾』 青空文庫
そうなくちゃ」呟きながら眼がしらにちょっと袖口を当てた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
『おわあ、こんばんは』『おわあ、こんばんは』『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』『おわああ、ここの家の主人は病気です』貝つめたきもの生れ、その歯はみづにながれ、その手はみづにながれ、潮さし行方もしらにながるるものを、浅瀬をふみてわが呼ばへば、貝は遠音にこたふ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ふるえる手先が障子にかかると、出会いがしらに一人の女がはいって来た。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
野を野のかぎり旱割れ田の、 白き空穂のなかにして、術をもしらに家長たち、 むなしく風をみまもりぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
芭蕉の居を卜せしは即ちこの川の北岸にして、満潮の潮がしらに川角へさし来る水の勢に乗つて照り渡れる月に句を按じ、あるいは五本松あたり、一川の上下に同じ観月の友を思へるなど、皆こゝに居たるよりの風雅のすさびなりけんと想はる。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕食は、カブの白煮にした。
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魚の白煮は、素材の味がよくわかるシンプルな料理だ。
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祖母の作る白煮は、いつも優しい味がする。
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