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神皇正統記

じんのうしょうとうき
名詞
1
標準
Jinno Shotoki (Succession of Imperial Rulers in Japan, historical treatise by Kitabatake Chikafusa, 1339)
文例 · 用例
将門が検非違使の佐たらんことを求めたといふことも、神皇正統記の記事からで、それは当時の武人としては有りさうな望である。
幸田露伴 平将門 青空文庫
北畠親房は『神皇正統記』に於て、武家の恩賞を論じて「天の功を盗みて、おのが功と思へり」と言って居る。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
寝るが中なる夢の世、今に始めぬ習ひとは知りながら、かず/\目の前なる心地して、老の涙もかきあへねば筆の跡さへ滞りぬ」と『神皇正統記』の中で慟哭して居る。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
朝廷に租税を収めない荘園の激増は、北畠親房もその神皇正統記に於て、乱国の始めだと云つて慨嘆してゐる如く、当時に於ける国家の大患であり、武士がその勢力を獲たのも、荘園が、その根拠を与へたからである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
されば、北畠親房は、吉野の朝廷の中枢にあつて、軍政両方面に肝脳を砕いてゐたが、人心の頽廃を嘆じて、日本の国体を明らかにせんとし、「神皇正統記」を著述し、「大日本は神国なり。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
「大日本史」「日本外史」の勤皇思想も、「神皇正統記」にその源を発してゐる。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
聖徳太子が「日出処の天子」と書かれた国体精神が、北畠親房の「大日本は神国なり」の神皇正統記となり、而して之等の学者に正しく承け継がれてゐたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
神皇正統記が大日本者神国なり、異朝には其たぐいなしという我国の国体には、絶対の歴史的世界性が含まれて居るのである。
西田幾多郎 世界新秩序の原理 青空文庫
作例 · 標準
北畠親房の『神皇正統記』は、南北朝時代の正閏論を論じた書物である。『神皇正統記』は、日本の正史を確立する上で重要な役割を果たした。「先生、この『神皇正統記』の解釈について、もう少し詳しく教えていただけますか?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

『神皇正統記』(じんのうしょうとうき)は、南北朝時代、南朝公卿の北畠親房が著した歴史書。

出典: 神皇正統記 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0