昆虫記
こんちゅうき
名詞
標準
文例 · 用例
手近な例を取ってみても、ファーブルの昆虫記や、チンダルの氷河記を読む人は、その内容が科学であると同時に芸術であることを感得するであろう。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
初版は四六判本文五百三十頁、その装幀は自身の考案になつて、漆黒の、独逸製カンヴアス・クロースに、フアブル昆虫記の中から選んだ蜜蜂図を金押ししたものである。
— 北原白秋 『文庫版「芸術の円光」覚書』 青空文庫
――フアブルの昆虫記を読む。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
私は送つて戴いたフアブルの「昆虫記」を一生懸命勉強してをります。
— 牧野信一 『〔婦人手紙範例文〕』 青空文庫
蝶、蜂、蟻などの物語は第十話第十一話にあるが、この章へ来てフランスのアンリ・ファーブルの「昆虫記」を思い出さない読者はおそらく一人もないだろう。
— 宮本百合子 『科学の常識のため』 青空文庫
ファーブルの昆虫記は卓抜精緻な観察で科学上多くの貢献をしているし、縦横に擬人化したその描写は、それらの本が出た十九世紀の末から今日まで、そしてなおこれからもあらゆる年齢と社会層の読者を魅してゆくだろうと思われる。
— 宮本百合子 『科学の常識のため』 青空文庫
昆虫記のような題も少くないわね。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ゲーテの「親和力」アンリー・ファブルの昆虫記のようなものもよい本です。
— 宮本百合子 『嫁入前の現代女性に是非読んで貰いたい書籍』 青空文庫
ウィキペディア
『昆虫記』 は、ジャン・アンリ・ファーブルの代表作。世界各国で翻訳されており、日本では作者の名前を冠した『ファーブル昆虫記』として親しまれている。
出典: 昆虫記 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0