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斃馬

へいば
名詞
1
標準
文例 · 用例
農業と麻裏製造とは、斯の部落に住む人々の職業で、彼の小諸の穢多町のやうに、靴、三味線、太鼓、其他獣皮に関したものの製造、または斃馬の売買なぞに従事して居るやうな手合は一人も無い。
島崎藤村 破戒 青空文庫
然るに半三郎の馬の脚は徳勝門外の馬市の斃馬についていた脚であり、そのまた斃馬は明らかに張家口、錦州を通って来た蒙古産の庫倫馬である。
芥川龍之介 馬の脚 青空文庫
寛が帰塲するや、片山氏は左の現状を告げて曰く、九月廿日頃より斃馬病馬多く、既に此迄に於て殊に有数なるの馬匹を二十余頭は斃れ、尚追々病馬あり、此上は如何なるべき乎、關川獣医の説によれば、病症不明にして治療に於けるも拠るべき処なしと、依て今後は如何なる事実に陥るか。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫
四日、斃馬一頭あり。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫
牛十四頭馬六十七頭 今年斃馬五十六頭なり      (四)明治三十八年一月一日昨三十七年は我家の大厄難たるも、幸にして漸く維持を得たるを以て、尚本年は最も正直と勤倹とを実行し且つ傭人等に成丈便宜を与えん事を怠らず、更に土人及び近傍の農家にも幸福なる順序を得せしめん事に勤め。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫