面子
めんこ異読 メンコ
名詞頻度ランク #19836 · 青空 85 例
標準
menko
文例 · 用例
昔流行つた無地の面子の淡紫、淡紅の色、また古渡りの器皿の青貝の螺鈿の輝き、その惹起する感情は孰れも相似てゐるが、わたくしは其齎らす情緒の成因を分析する術を知らない。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
そのかげに穢き姿して面子うち、子らはたはぶれ、裏店の洗流の日かげ、顔青き野師の女房ら首いだし、煙草吸ひつつ、鈍き目に甍あふぎて、はてもなう罵りかはす。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
鐵面子足強くして自ら弱しといふ。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
是に至りて鐵面子を待つ馬は、急坂突兀たるを以て注意して下る故に遲々として進まず、久うして至る。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
そればかりでなく泥面子や古煉瓦の破片を砕いて溶かして絵具とし、枯木の枝を折って筆とした事もあった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
続いて新聞の三面子は仔細ありげな報道を伝えた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
ことに、一緒に卓を囲んで闘った面子の一人が、自分の二千|符をほとんどみんな攫ってゆき、その面子一人が断然一人勝ちでプラス四千点にもなったというが、麻雀大会閉会後、「あいつは、インチキの名人なんだ」と誰かに聞かされたときは、全く口惜しくって泪が出る。
— 海野十三 『麻雀インチキ物語』 青空文庫
こいつをやるのは西風戦、北風戦といったように、四人の面子がお互に、「ここで大きいものを作って他家よりリードしよう」と意気込んでいるときである。
— 海野十三 『麻雀インチキ物語』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、友達と面子で遊ぶのが日課だった。
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この古い面子は、今ではコレクターの間で高値で取引されている。
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駄菓子屋さんに行くと、昔懐かしい面子が売っていた。
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