乗り逃げ
のりにげ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
stealing a ride
文例 · 用例
「いったいどうしたんでしょう」「まず乗せ逃げとでもいうんでしょう」「へえ、なんでございます」「客の逃げたのが乗り逃げ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
運転手はそれまでは乗り逃げをせられたのかと思いながら、やるともなしに土間へ眼をやった。
— 田中貢太郎 『白い小犬を抱いた女』 青空文庫
いい加減にしろ、伝馬まで乗り逃げやりやがって。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ひょっとすると、ばっさりやって乗り逃げしたかもしれねえんだからね。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
この泥棒野郎が車を盗みよって、乗り逃げしてるのや。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
二人が手を取り合って、最後の覚悟を語りあっているところへ、横合から漂然と流れて来た一個の巨船――それこそ意外中の意外、というべき猿田飛行士が乗り逃げをした筈の新宇宙号だった。
— 海野十三 『月世界探険記』 青空文庫
――最初犬吠が乗り逃げした宇宙艇は、誤ってこの無引力空間に陥って、ここを漂っていたのだ。
— 海野十三 『月世界探険記』 青空文庫
木挽町の河岸へ止った時、混雑にまぎれて乗り逃げしかけたものがあるとかいうので、車掌が向うの露地口まで、中折帽に提革包の男を追いかけて行った。
— 永井荷風 『深川の唄』 青空文庫
作例 · 標準
電車賃を払わずに乗り逃げしようとした男が、駅員に捕まった。
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友人が乗り逃げをして車を失踪させ、警察沙汰になった。
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彼は酔った勢いでタクシーを乗り逃げしてしまい、後日大変な目にあった。
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