むとす
むとす
表現補助動詞
標準
will (probably)
文例 · 用例
ああ、するどき薄刃をさげ、左手をもつて敵手に揖す、はや東雲あくる楢の林に、小鳥うたうたひ、きよらにわれの血はながれ、ましろき朝餉をうみなむとす。
— 萩原朔太郎 『決鬪』 青空文庫
月蝕皆既萩原朔太郎みなそこに魚の哀傷、われに涙のいちじるく、きみはきみとて、ましろき乳房をぬらさむとする。
— 萩原朔太郎 『月蝕皆既』 青空文庫
空もいんいん、地もいんいん、肢體に青き血ながれ、するどくしたたり、電光したたり、身肉ちぎれやぶれむとす、いま裸形を恥ぢず、十字架のうへ、齒がみをなしてわれいのる。
— 萩原朔太郎 『情慾』 青空文庫
ああ、その空さへもうすくもり、かみつけの山に雪くれば、魚らひそかに針をのみ、ま芝は霜にいろづけど、ひとり岸邊に針を垂れ、來らむとする冬を待つ。
— 萩原朔太郎 『冬を待つひと』 青空文庫
しかしこの句の生命は、人間という言葉の奇警で力強い表現に存するのだから、某氏のように読むとすれば、平凡で力のない作に変ってしまう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
いかなれば追はるる如く歳暮の忙がしき街を憂ひ迷ひて晝もなほ酒場の椅子に醉はむとするぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
嗚呼また都を逃れ來て何所の家郷に行かむとするぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
それは廻り澄む三つの独楽が今や将に相触れむとする刹那の静謐である。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
作例 · 標準
今は亡き祖父の遺志を継ぎ、この村を再興せむとす。
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日はまさに西の山に沈まむとす、空は一面の茜色に染まった。
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新たな時代が幕を開けむとす、人々の期待と不安が交錯している。
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標準
intend (to do)
作例 · 標準
彼はあえて厳しい環境に身を置き、自らを鍛え直さむとす。
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「不当な弾圧に屈することなく、正義を貫かむとす」と活動家は叫んだ。
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この若き起業家は、独創的なアイデアで世界を驚かせむとす。
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