応用問題
おうようもんだい
名詞
標準
applied question
文例 · 用例
円の面積を算出する公式も、鶴亀算の応用問題の式も、甚だ心もとなくいっそ代数でやればできるのだが、などと青息吐息の態とやや似ている。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
きょう数学の時間に、たぬきが応用問題を一つ出した。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
問題は幾つか有つたが、みんな応用問題で、どこに一つ筆記に載つてゐるやうなものはなかつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
「そんな事も確にあつたが、しかし問題を筆記の間から出して、唐辛のやうな辛い点をつけるか、それとも応用問題を出して氷砂糖のやうな甘い点をつけるかは吾輩の考へ一つにある事だ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
「ところで早速今いつた重大な点の第一の応用問題だが、今日は君、秋川邸へ行つたら、誰でもいいからできるだけあの家の人をつれて、芝居でも活動へでも出かけ給え。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
数学掛け算はしちめんどう、割り算は因業、比例は人なかせ、応用問題気がちがう。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
無論こうした主張や或いは一種の自己弁解に徹底した哲学者達は、永久にそうした実際問題・「応用問題」を真面目に取り上げる日は来ないということを自分自身知っているのだから、可能だということは現実的には不可能だということに他ならないのだが。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
一通り四辺形の面積を求める方法の復習をすませると、先生は、「解らないところがあったら、何でもよくお訊きなさいよ」と云いながら、低い背を出来るだけ爪立てて、びっくりするほど黒板の隅の隅の方から、応用問題を書き始めた。
— 宮本百合子 『面積の厚み』 青空文庫
作例 · 標準
例句