迹方迹方名詞1標準文例 · 用例四十二 一定の時が経つと、憎悪後悔の念が迹方もなく胸に拭い去られて、女はまた新しいもののように笹村の目に映った。— 徳田秋声 『黴』 青空文庫翌朝になると早速裏木戸や所々と人の入った様な形跡を尋ねてみたが、何れも皆固く閉されていたのでその迹方もない、彼自ら実は少し薄気味悪くなり出したが、女子供に云うべき事でもないので家人へは一言も云わずにいた。— 沼田一雅 『暗夜の白髪』 青空文庫