造詣が深い
ぞうけいがふかい
表現形容詞
標準
well-versed (in)
文例 · 用例
敢て造詣が深いというのでは無いが、いい書画を見た時|許りは、自然と頭が下るような心持がする。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
精神分析学にも造詣が深いと言われる安宅先生がこれしきの心理の曲折を識らないわけもございますまいに、ぬけ/\とこれを葛岡に押し付けてさせるところをみれば、わたくしは先生に何か他に別な意趣があるとよりしか思われません。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
数学では学校中で、いちばん造詣が深いといわれている杉本教授が、公算論を講義した時であった。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
ただし、おでんと天ぷらだけは亭主のほうが造詣が深い。
— 伊丹万作 『わが妻の記』 青空文庫
特に夫人は蒙古研究に造詣が深い。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
法皇はあらゆる芸術に通じておいでになるが、その中でも最も音楽の御|造詣が深いから、それらに遠ざかっておいでになる御出家後といえども院が御覧になるのだと思うと晴れがましいのですよ。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
「世間の評判によると、あなたもたくさんの花やいい匂いについて、ずいぶんご造詣が深いそうではありませんか。
— ラッパチーニの娘 アウペパンの作から 『世界怪談名作集』 青空文庫
モード氏は若い時でも余り山登りなどはしなかつただらうと思はれる身体付きの癖に、岩攀の技術にはなか/\造詣が深いらしく、色々その方面の話をしてくれた。
— 中谷宇吉郎 『ツーン湖のほとり』 青空文庫
作例 · 標準
歴史に対する造詣が深い彼は、当時の世相を生き生きと語ってくれた。
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この評論家は、映画に対する造詣が深く、作品の本質を見抜く力がある。
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「あなたの〇〇に関する造詣の深さには、いつも驚かされます。」
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