道なき道
みちなきみち
表現名詞
標準
trackless path
文例 · 用例
そして、私の生活のすべてを犠牲にして、道なき道を歩みながら、寿子を日本一のヴァイオリン弾きに仕込みます」 氏神の前にそう誓ったのである。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
道なき道を歩む人とも云へる。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
道なき道を歩む人とも云へる、コスモポリタンの徒と呼んで見るも可。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
迎えに行った浩さんは吹雪のために道を失い、腹の方まで埋る道なき道を歩き通したために胃腸を冒され、お蔭で花嫁さん(?
— 犬田卯 『沼畔小話集』 青空文庫
さて、ヴァンヌの川を横に突っ切り、ヴィルヌウヴ・S・Yの二等|堡塁を右に見て、道なき道を求めながら行くうちに、人里離れた乾沢地の低い築堤のそばまで来かかった。
— 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
あるいは下りあるいは登り、道なき道を突き進み、一|刻あまり進んだ時、忽ち曠茫たる芒の原、星の下辺に見え渡り、一群色濃き森の中よりわずかに見える灯の光。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
私たちは道なき道を分けて一途に降りた。
— 柳宗悦 『全羅紀行』 青空文庫
一旦、それにギョッとした米友は、「ちぇッ、何が何だかわからねえが、天下無類の我儘娘の仕事だ、見ちゃいられねえや」と捨ぜりふで驀然として、道なき道を「関山月」の曲の音をたよりに走り出しました。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
開拓者たちは道なき道を進み、新しい土地を切り開いた。
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彼は誰も挑戦したことのない道なき道を選んだ。
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困難だが、道なき道を切り開くことにこそ価値がある。
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