芋を洗うよう
いもをあらうよう
表現形容動詞
標準
with people jostling against one another
文例 · 用例
十坪ばかりの空地が芋を洗うように雑沓して来る。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
こうして世界の歴史は芋を洗うように転変し、その文化は雑草のように興亡しました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
ここらにも避難者がたくさん集まっているので、どこの湯屋も少しおくれて行くと、芋を洗うような雑沓で、入浴する方が却って不潔ではないかと思われるくらいであったが、わたしはやはり毎日かかさずに入浴した。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
ここらにも避難者が沢山あつまっているので、どこの湯屋も少しおくれて行くと、芋を洗うような雑沓で、入浴する方がかえって不潔ではないかと思われるくらいであったが、わたしはやはり毎日かかさずに入浴した。
— 岡本綺堂 『風呂を買うまで』 青空文庫
狭い艦橋の上は、芋を洗うようにお互の体がぶつかった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
間もなく白鬚も後にして諸会社から吐き出された職工達の芋を洗うようにこみ合う中を縫うて進んだ。
— 富田木歩 『小さな旅』 青空文庫
もう部屋の中は、肩章や金モールをつけた人々で、まるで芋を洗うように立てこんでいるのです。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
それに後から寄り集まった大勢の野次馬が加わって、油売り半分の面白半分といった調子で、ワイワイ騒ぎ立てたので、狭い坑道の中が芋を洗うようにゴッタ返したが、その中に、浮上った炭車の車輪の下から、思いがけない安全燈の光りと一緒に、古靴を穿いた福太郎の片足が発見されたのでイヨイヨ大騒ぎになったものだという。
— 夢野久作 『斜坑』 青空文庫
作例 · 標準
満員電車は、まさに芋を洗うような混雑ぶりだ。
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人気のイベント会場は、芋を洗うような人でごった返していた。
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セール初日、デパートの中は芋を洗うような賑わいだった。
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