恐る
おそる
Nidan verb (upper class) with 'ru' ending (archaic)動詞-四段-ラ行-古典Nidan verb (lower class) with 'ru' ending (archaic)動詞-自動詞頻度ランク #14753 · 青空 2629 例
標準
to fear
文例 · 用例
それを割引きして聞くべきだとジュル・ラフォルグは思つてゐたのだが、世間が漸く彼を認め出した時に当つて恐るべき一撃をコルビエールに加へたのであつた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
その忘失こそ忘失者自身には認め難いのであつて、恐るべき近代病の根本性質はそれである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
そうしてこれはやはり実に恐るべき現象でなければならない。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
さうして、つひに、中國がその自らの獨立國としての存立を危くしてゐるのは、決して中國人たちの肉體の病氣の故ではなくして、あきらかに精神の病ひのせゐである、すなはち、理想喪失といふ怠惰にして倨傲の恐るべき精神の疾病の瀰漫に據るのであるといふ明確の結論を得るに到ります。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
それと見るより美登利の顏は赤う成りて、何のやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る/\門の傍へ寄れば、信如もふつと振返りて、此れも無言の脇を流るゝ冷汗、跣足に成りて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
それと見るより美登利の顔は赤う成りて、どのやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る恐る門の傍へ寄れば、信如もふつと振返りて、これも無言に脇を流るる冷汗、跣足に成りて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
これらの権威を無批判的に過信する弊害は甚だ恐るべきものでなければならない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
万に一つの誤りをも恐るるならばむしろ一切意見の発表を止めねばならない。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
作例 · 標準
例句