石割り
いしわり
名詞
標準
文例 · 用例
村の課役で石割りもします。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
石割りをしながらも、大道で旅客の持ち物を強奪していた。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
と云うのは、中央にいる諾威人の前砲手、ヨハン・アルムフェルト・ヴィデだけがずば抜けて高く、それから左右に、以前は一等運転士だった石割苗太郎と朝枝、そして両端が、現在はウルリーケの夫――さきには室戸丸の船長だった八住衡吉に、以前は事務長の犬射復六となっているからだった。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
それに反して石割苗太郎は、神経的な、まるで狐みたいな顔を持っていた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
「よろしい、抵抗を中止して、君の意見に従おう」 と同時に、機関の音がやみ、石割一等運転手が舵機室から出てきた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
「幹部船員四名、書類を持って艇に来たれ」 かくて、八住船長以下、犬射事務長、ヴィデ砲手、石割一等運転手の四人が、全員に別れを告げ、船を離れ去ることになったのである。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
「ここが、石割さんでございました。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
また石割さんときたら、それは滑稽にもまた惨めな形で、肩をぴくんと張った厳つさに似合わず、両膝を床について、ぶるぶる顫えていたのでしたわ」 ウルリーケが再び片隅に去ると、法水はしばらく額の皺を狭めて考えていたが、やがて、検事をニコリともせず見て、別の事を云いだした。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫