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吏務

りむ
名詞
1
標準
the work of officials
文例 · 用例
二葉亭は本来|狷介不覊なる性質として迎合屈従を一要件とする俗吏を甘んじていられないのが当然であって、八年の長い間を官報局吏として辛抱していたのは、上に自由なる高橋健三を戴いて、恩師古川の下に吏務に服していたからであった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
しかも宰邑は世間に没却された山地で、それも当時御納戸奉行上席を以て先生自ら進んでこの下級の吏務を引受けられたものといふ。
中村憲吉 頼杏坪先生 青空文庫
お汝よく助けてとらせた」「いや、ご助命をいただいたのはあなた様からで」「そうではない、役人どものうちにお汝のようなのがいれば、ずいぶん助けておいて世のためになる人間もあろうが、縛るのを、吏務だと考えているやつばかりだから困る」 縁をへだてた庭のうえに武蔵は坐っている。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
殊に自分の上官ではあるが、大掾の平国香なる人物が、どんな性格かということは、吏務のうえからも、よく分っている。
吉川英治 平の将門 青空文庫
お互い吏務にたずさわる者として、こんな苛烈な上命には思いやらるるよ。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
わけて権をもつ吏務の面にしばしば、耳づらいことを聞く。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
孝子が盗をなした場合も、涙をもって刑するのが吏務であろう。
吉川英治 新編忠臣蔵 青空文庫
――それがしは元来、武弁一|徹、州の吏務をつかさどるなどということは、本来の才ではありません。
群星の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして官僚となり、長年、国家のために吏務に励んできた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
父は退官する最後の日まで、真面目に吏務をこなし続けた。
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不正が発覚したことで、彼の役人としての吏務は終わりを告げた。
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