贅する
ぜいする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to say more than necessary
文例 · 用例
滝田君が日本の文芸に貢献する所の多かったことは僕の贅するのを待たないであろう。
— 芥川龍之介 『滝田哲太郎氏』 青空文庫
三國西晉以降は、五胡跋扈の時代で、無頓著な支那人すら、神州陸沈、華胄左衽と憤慨して居る時代であるから、事々しく茲に贅する必要がない。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
だが、江戸時代から最近に至るまで交通は不便であったし、漁法も拙劣であったので、東京湾口の鯛は大衆の口を贅する程、市井の巷へ現れなかった。
— 佐藤垢石 『葵原夫人の鯛釣』 青空文庫
是亦わたくしの贅するに及ばぬことであろう。
— 永井荷風 『巷の声』 青空文庫
ヒュースケンの事蹟は今更|贅するに及ぶまい。
— 永井荷風 『墓畔の梅』 青空文庫
それ等がこの際日本独得なのは、元より贅するまでもないであらう。
— 木村荘八 『浴衣』 青空文庫
――然しこれについては贅するまでもなく、決して、便利一つで起つたことではない。
— 木村荘八 『浴衣小感』 青空文庫
四 私の捕物小説の主人公、銭形平次については、私はもう語りすぎるほど語り尽くした、今さら何を贅することもあるはずはない。
— 捕物帖談義 『随筆銭形平次』 青空文庫
作例 · 標準
要点を絞るためには、贅することなく簡潔に話すべきだ。
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